パーマリンク設定を「基本」のままにするデメリット
WordPressをインストールした直後のデフォルト状態である「基本(?p=123)」設定。一見シンプルですが、現代のウェブサイト運営においては「百害あって一利なし」と言えるほどデメリットがあります。
1. .htaccess が更新されず「仮想パス」が使えない(最大の原因)
WordPressの最大の特徴は、サーバー上に存在しないファイル(/blog/feed や /blog/sample-post など)を、プログラムで動的に作り出すことです。
- 「基本」以外(投稿名など): WordPressが
.htaccessに「どんなアクセスが来ても一度index.phpを通す」という命令を書き込みます。これにより、/feedなどのURLが「機能」として動きます。 - 「基本」の場合: この書き換え命令が作成されません。そのため、サーバーは
/blog/feedを「実在するフォルダ」として探しに行き、存在しないので404エラーを出します。
2. RSSフィードやサイトマップのURLが特殊になる
「基本」設定では、WordPressの標準機能のURLもすべてクエリパラメータ(?)形式に強制されます。
- 通常:
example.com/feed/ - 「基本」時:
example.com/?feed=rss2
多くの外部サービスやSEOプラグイン(All in One SEO等)は、前者の「きれいなURL(Pretty Permalinks)」を前提に設計されていることが多いため、「パス形式でアクセスしても中身が出ない」「プラグインがエラーを吐く」といった不具合の温床になります。
3. SEO(検索エンジン最適化)で不利になる
Googleなどの検索エンジンは、URLに含まれる文字列もページ内容を判断する材料にします。
- 「基本」:
example.com/?p=123(何についてのページか不明) - 「投稿名」:
example.com/how-to-cook-curry(カレーの作り方だと一目でわかる)
URLにキーワードが含まれている方がクリック率(CTR)が高まる傾向にあり、検索結果の順位にも間接的に影響します。
4. ユーザーの利便性(UX)の低下
SNSでシェアされた時や、ブラウザの履歴を見た時、数字だけのURLでは「どの記事だったか」が判別できません。また、URLが不透明な数字の羅列だと、ユーザーに不信感(スパムサイトっぽさ)を与えてしまうリスクもあります。
5. 分析やリダイレクト設定が困難になる
Google Analyticsなどの解析ツールでデータを見る際、数字のID(?p=123)だけでは、どの記事が人気なのかパッと見て分かりません。また、記事URLを変更したい時のリダイレクト設定も、IDベースだと複雑になりがちです。
結論
WordPressでブログを始めたら、何よりも先に「設定 > パーマリンク」を「投稿名」などに変更しましょう

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